| 今週の一枚 鉄道編 №0015 2002．06．08ＵＰ |
急行時代が懐かしいなあ 鹿児島本線 伊集院・東市来間 2002年4月1日 撮影 |
| 西鹿児島発川内ゆきの普通列車。４７５系はもともと急行用の交直両用電車としてデビュー。直流区間も５０Ｈｚ、６０Ｈｚ両方ＯＫということで、電化されている区間ならどこでも走れる万能電車だ。九州でも急行「かいもん」「そてつ」「ゆのか」などで活躍。グリーン車やビュッフェを連結し、長距離を走った。しかし、Ｌ（エル）特急の出現で、幹線系の急行列車が軒並み廃止となり、４７５系はローカル列車として、第2の人生を歩み始めることになった。しばらくは急行列車のままの設備で活躍したが、都市近郊区間での乗客増に合わせて近郊型改造が進められ、デッキを撤去し出入口付近をロングシート化する工事がなされた。外観ではＪＲ九州色への変更と屋根の通風器の撤去等の変化が見られる。余剰車が出るたびに廃車に追い込まれている同車たちだが、１・２・３といった若番のクモハ４７５とモハ４７４のユニットがいまだに活躍中なのは嬉しい。 |