| 今週の一枚 鉄道編 №0001 2002．02．24ＵＰ |
昔の色で走っています 鹿児島市交通局 鹿児島駅前 2002年2月11日 撮影 |
| 鹿児島駅前の電停に停車中の鹿児島市電３両。右側に停車中の５００型は、昨年、懐かしい旧塗色に戻された。私は、情報を得るより先に実車を目撃したので、そのときは大感激。鹿児島市内での飲み会の帰り、天文館から鹿児島駅まで市電に乗車。そして、終点に着くとその横には、ペンキの香りも新しい緑と黄色の車体が明かりを受けて浮かび上がっているではありませんか。懐かしの旧友に思いがけず会ったような気持ちになり、眺めることしばし。 この緑と黄色の塗色は、鹿児島市にうるおいの緑をということで決められた色。その後、グリーンストーム作戦が効果をあげ、鹿児島市は緑と花の町になった。そして、市電も市内に緑のうるおいを与える役目を終え、クリーム色を主体とした明るい色へと衣替えをした。そして、今では、交通局の赤字の穴埋めにと、広告電車が幅を利かせ、市内を走り回っている。 年に一時期しか走らない花電車用の電車も広告電車としてデビュー。今、広告主を探しているところとか。一般の電車は、年契約なので費用もかなりかかるが、花電車用の電車は、短期間の広告なので費用もそこそこ。今は、広告募集中の広告を出して走り回っているらしい。 ちなみに500型は昭和30年から31年にかけて製造。真ん中の2110型は、平成3年の製造。左端の9500型は、平成7年以降800型の車体を更新したもの。 |